5.3.10

「破格」「別格」の違い

破格:
「破格値」「破格の待遇」「破格くびき」
先例や基準を破ること。度を超して特別であること。

別格:
「別格のすばらしさ」「別格の強さ」
特別扱いすること。決まった格式以外、例外のこと。

双方で使われている「格」は、ものごとの基準や、人やものの位置づけ・ありかたを示す。
「破格」は、今までのルールを破るところに重点をおく。破った結果、ルールの外に存在する。
「別格」は、今までのルールの枠内で、基準のはるか上に位置したり、位置するよう取りはからうところに重点を置く。
どちらも「特別なすごさ」を共通して持っているが、「別格」より「破格」の方がすごい印象を受ける。

0 件のコメント:

コメントを投稿